第5回 今何を観測しモデル化すべきか 2009年6月10日(土)開催
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右肩上がりの成長が終わった後の需要予測は量の予測から質の予 測に変わるべきだという声がよく聞かれますが,その具体的な方法論に ついていえば明快な答えは用意されていないように思います. プロー ブ技術やマイクロシミュレーション,土地利用とアクティビティモデル の高度化など,様々な要素技術に進展は見られるものの,こうした手法 論と,多相化する政策課題の関係が解きほぐされたものになっているか といわれれば疑問です.こうした中,従前の観測-モデルから得られる 計画やインプリケーションを越えて,私たちは今,何を観測しモデル化 すべきかについて講演者の皆さんと一緒に考えてみたいと思っています. |