復興デザイン学2018
Urban Redesign Study 2018
Urban Redesign Study 2018
プレ1:2018年4月9日 April 9th, 2018
「沿岸部の千年まちづくり ‒海岸の地形特性と津波」佐藤愼司(東京大学)
議事録
準備中
プレ2:2018年4月12日 April 12th, 2018
「事前復興を契機とした地域の再編」
「災害は忘れられたところにやってくる」後藤春彦(早稲田大学)+上原佑貴(NPO法人日本上流文化圏研究所)
「東日本大震災における復興の取り組み ‒居住地・住宅再建の選択の観点から復興計画、事前復興を考える」菊池雅彦(復興庁)
議事録
準備中
第一回:2018年4月16日 April 16th, 2018
「復興デザイン学の論点:空間計画の関心領域から」窪田亜矢(東京大学)
概要
本講義では窪田先生から、人口減少・経済縮退が進む社会における復興を多角的に考えるために、社会学、人類学、医学等も含めた様々な論点が紹介された。近代の単線型復興に対する複線型復興、防災と減災の不可分性、復興の時間軸、持続性と回復可能性、帰還の是非、災害弱者の問題、トリアージ、といったものである。また、窪田先生自身の原発被災地における支援活動の事例から、実践的な取り組みの意義と難しさが指摘された。
第二回:2018年5月7日 May 5th, 2018
「巨大災害への対策」廣井悠(東京大学)
概要
被害想定は、科学的根拠や歴史的背景に基づきつつも、人の手で引かれた線であり、信用しすぎてはいけない。災害対策の中で最も重要かつ最後の手段である避難を考えるときも同様である。適切に避難するということは非常に難しい。L1は防潮堤、L2は避難といった安直な線引きにとらわれない、地域性、客観性を持ったハード・ソフト両面からの避難計画が重要である。災害体験は風化するものである。だからこそ、忘れられない社会制度やルール、技術に落とし込んでいく必要がある。
第三回:2018年5月14日 May 14th, 2018
「紀伊半島大水害からの災害復興の取り組み」大須賀芳雄(奈良県)
概要
2011年に発生した紀伊半島大水害において集落復興に携わり,現在でも継続して地域での取り組みを続けられている奈良県庁の大須賀さんからお話をいただいきました,
災害対応のお話としては,仮設住宅建設までのフローと,「高森のいえ」プロジェクトを中心に,十津川村での集落復興事業の取り組みの特徴を教えていただきました.
いずれのプロジェクトについても,集落の暮らしを最大限汲み取る努力を行ったプランニングであること,現在でもプロジェクトは続いているということ,そして,時間軸を持ってプロジェクトの評価をしてほしいということを強調されていました.
さらに,日本の統治機構についても言及がありました.集落から派生する形で生まれた市町村と,明治期に廃藩置県により設置された都道府県からなる日本の統治機構のあり方は,人口減少と超高齢化社会を考慮した時,本気で改革を検討する時期に来ているのではないかという問題提起をされていました.
質疑の中でも,集落における財産や歴史・文化の重要性,十津川には亡くなった全ての人の名前を石碑に刻む文化があるといった十津川の特殊性など,貴重なお話をたくさん聞かせていただきました.
復興デザインスタジオ中間ジュリー:2018年5月21日 May 21st, 2018
「宇和海をデザインする」
議事録
準備中
「ゲストレクチャー講義」佐藤慶一(専修大学)
議事録
準備中
「陸前高田市 学校を中心とした復興まちづくり」新堀大祐(設計領域)×日野雅司(SALHAUS)
概要
陸前高田市の統合中学校(高田東中学校)の企画、設計に携わられたお二人から、敷地選定、プロポーザルの企画、ワークショップの運営から最終的な建築設計までのプロセスについてお話をいただきました。
「川久保玲とインテリアデザイン」浅子佳英(建築家・インテリアデザイナー)×「みちからまちを復興する」野原卓(横浜国立大学)
概要
商店のインテリアデザインを行う浅子氏、被災後の石巻市で地域住民と協働でみちのあり方を提示した野原氏よりレクチャをいただきました。
「港町の成りたちと特色」西村幸夫(神戸芸術工科大学)
議事録
準備中