羽藤:三陸海岸の都市について,釜石がダメになると大槌がだめになるとか,実際の都市の立地や盛衰の連関について,実際に使えそうなアプローチは? 東北の都市の人口の増減を記述しようと思ったときに,ってことだけど. 植田:基盤―乗数分析の制限のかけ方の工夫,とか 羽藤:減っていってるという記述を既存の枠組みの中でどうするのか,時間割引率の関係で,津波常襲地域にだんだん人が戻ってくる問題とか,都市内の土地の有効利用に関して何か使えそうなアプローチはないか,考える. 井澤:もともと港が中心地で,明治になると駅ができて,みたいな動学的プロセスについて,様々なスケールでとらえることが大事 羽藤:アロンゾとかのモデルについて,自分の問題へどう活かせるかということを考えて. 松岡:モデルの登場の順番は?時系列というか. 植田:発表の順番になってます. 羽藤:結局は自分のモデルが一番いいって言ってるんだよね. ヘンダーソンのモデルくらいシンプルでもいいけどね.