第17回 都市災害史と風景の成立過程:その理解と援用可能性 2013年7月21日(日)開催
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地域の風景はどのようにして立ち上がるのか.今回のBinNセミナーでは,京都大学の山口敬太氏をお招きして,地域の骨格となる風景を生み出すきっかとしての自然災害の計画的作用に着目して,長時間軸に視座をとった河川緑地と街路形成の歴史研究の成果を紹介頂く.歴史的データの収集とアーカイブの方法論からその展開可能性まで,都市計画と災害史研究の在り方について議論したい.さらにウィスコンシン大学建築学科の中村優子氏をお招きして,土地の建築の成立過程のフィールドワーク手法について概説いただき,大学における空間史-フィールド研究・教育の在り方について掘り下げた討議を展開したい. |